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出産体験記★2005★ARIEL

8月31日  午後1時 NST検診に行く。以前からもそうだったがやぱり羊水が少ない。来週両親が日本から来ることを告げる。NSTの看護士が 「じゃー 今日出しましょうか」といって私の担当医に連絡を入れる。担当医のOKが出たようだ。誘発分娩。

午後3時 LDR室(お産が済むまでこの部屋で)へ。着替える。入院の用意を何もしてきてないのに。。。ケイタイでその旨を旦那に伝える。いきなりの展開に旦那もビックリしていた。

午後4時~半頃 検査をし、若い別の医師が、子宮口を柔らかくする薬を挿入。誘発剤はまだ使わない。

午後6時半 旦那が到着。少しずつ鈍痛のようなものが何となく感じられる。

午後7時半すぎ? 食事をすませる。なんだかドキドキしてのどを通らない。生理痛並みの痛み。そのうち結構な痛みに、そしてかなりの痛みになる。しかも1分間隔。看護士さんいわく痛みが来るのが早い。すでに分娩直前の陣痛だと。

そのころ午後9時 子宮口はまだ1cmなのでモルヒネを打つ。ようやく少し痛みが消える。それでもひどい陣痛が来た時はやっぱり痛んだ。

9月1日に。 モルヒネが切れてきた? 痛くてたまらなくなる。 2度目のモルヒネをお願いするも、まだダメとのこと。 うー と唸ってしまうほどの痛みが無間隔で来る。

深夜1時 モルヒネ2回目投与。あまりにも陣痛がひどいため、ほとんど効かない。旦那のリードでひーふーを一緒にやる。このときでまだ


深夜3時 子宮口4cmでエピドゥラル(硬膜外麻酔)の許可が下りる。でもすでに痛くてパニック状態に。怖さで泣き叫ぶ私を支えるのに必死な旦那。麻酔科のドクター、よく震えてた私に上手に麻酔打てたなぁ。
それにしても背中に針が入る感覚、気持ちの悪いもんですね。思い出したくない!

深夜3時半過ぎ 麻酔が少しずつ効いてきて、痛みが無くなる。素晴らしい!!
「子宮口が開くまで、4時間ほど、それまでゆっくり休んでいて下さい。」
本当にウソのように痛みが消えたが、私は興奮して眠れなかった。となりで高いびきかいてる旦那。そりゃそうだ。疲れただろうなーと思った。

朝7時半。 起される。子宮口は既に全開。NSTのデータみたいのを見ると、ものすごい波を打ってる。「麻酔が無かったらものすごぉぉーーく痛んでる頃だね」と旦那が笑う。私も笑う余裕がある。エピドゥラル(無痛分娩)さまさまだ。

いきみ(分娩)開始。酸素マスク吸入。1から10まで、10秒あまりを精一杯いきむ。下半身の感覚が全く無い。人の足を抱えているみたい。

途中、旦那が「頭が見えてきてるよ」と言った。看護婦の1人が「見たければ鏡をご用意しましょうか?」だって。NO WAY!そんなグロイの見れないって。

そして 午前11時10分。無事アリエルは誕生しました。最初おぎゃーと泣かなかったのであれ?って感じでしたが、どうやら口と鼻に詰まってたらしい。一応検査をしてもらいましたが異常無し。あーよかった。

退院は分娩後48時間で。水曜日の午後入院し、土曜日午前中には退院してました。

出産はものすごい経験でしたが、達成感もひとしおでした。今まであんな高揚感をあじわったことはありません。無痛分娩でしたが自分の場合は痛みもしっかり経験しましたし、その分終わったあとの安堵感も大きかったかなぁと思います。




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